マイホームの庭づくりで気をつけたほうが良いポイントについて解説します！

注文住宅において、内装は満足のいくデザインにできたけれど、庭について何も考えていなかった、という失敗例があります。
今回の記事では、庭づくりで気をつけたほうが良いポイントについて解説します。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□庭づくりでよくある失敗例とは

実際に庭づくりをしていくうえで、失敗はたくさんあります。
ここでは、よくある失敗事例について3つ紹介していきます。

1つ目は、水道管を浅い場所に設置してしまう例です。
庭のデザインなどを決めていない場合は、給排水やガスの配管は施工しやすい位置に設置されて地中に埋められます。
そのため、後から植樹をしようとしたり、庭のデザインを変更しようと地面を掘りかえしたりすると、配管が邪魔して思うようなデザインができないことがあります。
「タイル張りにして遊歩道をつくりたかったが、配管が邪魔をして後からは変更を加えられない」ということもあるかもしれないので、注意してください。

2つ目は、手入れが頻繁にできないような設計にしてしまう例です。
花や草などの植物は、整備したての時は庭にきれいな彩を与えてくれるでしょう。
しかし、植物は常に成長するものです。

雑草が生い茂って足の踏み場もないような状態になってしまったり、落葉シーズンには落ち葉だらけになってしまったりするかもしれません。
そのような事態が起きた時に、整備作業を行うには時間と労力を使います。
もちろん専門業者に依頼して行ってもらえますが、費用がかかってしまうことを認識しておきましょう。

3つ目が、庭の費用が予算をオーバーしてしまう例です。
庭づくりに必要な費用は、植栽費だけでなく、柵やガレージ、ウッドデッキなどさまざまな費用がかかります。
こういったことを想定したうえで、どの程度の費用がかかるのかについて予め計画を立てておきましょう。

□庭があるメリットとは

庭があることで得られるメリットはたくさんあります。

まずは、敷地にスペースがあることで、日当たりや換気そして見晴らしが大きく変わることです。
庭があるということは、家の周囲に余裕があるということです。
隣地との間に空間があれば、風や空気の通り道ができて、換気性も上がるでしょう。

その他のメリットとして、ガーデニングや家庭菜園も楽しめます。
園芸や自分で育てた野菜や果物を食べるのは、良い趣味になることは間違いありません。
また、そういったガーデニングなどは子供の学習体験場にもなるでしょう。

ガーデニングでなくても、庭そのものが子供の遊び場にもなるのでおすすめです。
砂場を置いたり市販の子供用の滑り台を置いたりすると、子供がいつでも自由に遊べる空間を作り出せます。
ただし、ボール遊びなどを想定している場合は、近隣住民への配慮のためにフェンスを適切な位置に設置しておきましょう。

他にもメリットはあります。
例えば、ホームパーティーやBBQができてしまうことです。
リビングだけでは招待しきれない人数を交えてパーティーをする場合、庭はとても良いスペースになることは間違いないでしょう。

ペットを飼っているご家庭であれば、ストレスフリーの環境をペットに与えてあげられるかもしれません。
犬であればドッグランなどに連れていくことなく、リードを外した状態で自由に遊ばせてあげられます。

□庭をつくる際に気をつけるべきポイント

最後に、庭を実際につくる際に気をつけるべきポイントについて確認していきましょう。

まずは、人が歩く動線を考えてデザインするようにしてください。
住宅内装の間取りと同様に、庭においても人がよく通る場所があるはずです。
そういった場所をしっかりと考慮して、よく歩く場所にはタイルを敷き詰めて歩きやすいようにデザインすると良いでしょう。

また、車や自転車をお持ちの方であれば、駐車・駐輪スペースはしっかりと事前に計画しておきましょう。
大きな車に買い替える予定がある場合や、自転車を増やす予定がある場合は、その点を考慮して間取り計画をしておいてください。

さらに、バイクなどを購入する予定がある場合は、雨対策も必須です。
雨にさらされた状況下でバイクを放置してしまうと、さびてしまうかもしれません。
雨に濡れないように大切に保管するためには、カーポートなどの工夫を施すことが大切でしょう。

最後に、子供を遊ばせても安心かどうかを確かめておきましょう。
先述したように、庭は子供にとって良い遊び場になることは間違いありません。
しかし、安全対策をおこたってしまうと、予想していない危険に子供を巻き込んでしまう可能性があります。

庭全体の見通しを良くするのはもちろんのこと、転倒時にクッション代わりになるように芝生を植えておくのが良いでしょう。
コンクリートだと、転倒時にケガをする可能性が高まります。
こういったことを含めて、細かい部分まで検討しておきましょう。

□まとめ

今回は注文住宅をお考えの方に向けて、庭づくりの際に気をつけたほうが良いポイントについて解説しました。
新潟で注文住宅を検討中の方は、ぜひ当社にお問い合わせください。