注文住宅の耐震性能について解説します!

insta

tel:0120-265-245

営業時間/8:00~18:00日曜定休

メニュー

BLOG住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ

住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ

2021/06/09

注文住宅の耐震性能について解説します!
投稿者:菅原 智弘

地震の多い日本で住宅を建てる際に、最も気になることは耐震ですよね。
強い地震が発生しても、安心して暮らせる住まいにしたいという方がほとんどだと思います。
そこで今回は、耐震について詳しく解説します。

□耐震基準とは

日本は地震大国と呼ばれるほど地震が頻繁に発生しているため、住宅が被害を受けることが多いです。
そこで、地震の揺れから住宅を守るために、法律によって定められているのが耐震基準です。
耐震基準とは、建築基準法に則った一定の強さの地震が発生しても倒壊しない住宅を建てるための基準のことです。
建築基準法には、建物の大きさや仕様によって異なる基準があり、その基準に従い建築することで、建物の安全性を一定基準以上に保てるのです。

では、耐震基準やそれに関する法律は年代によってどのように変化してきたのでしょうか。
まず1920年に、市街地建築物法という建築物の安全性を守るための法律が施行されました。
しかし、この法律は耐震基準についての基準を設けていなかったため、1924年に市街地建築物法が改正され、耐震基準に関する規定が初めて追加されました。
ここで、建築基準法はいつ出てくるのだろうと疑問に思った方はいらっしゃるはずです。

実は、この市街地建築物法をベースとして1950年に制定されたのが、建築基準法です。
建築基準法は制定後、地震が発生するたびに何度も改正されましたが、抜本的に大きく改正されたのは1981年です。
1981年6月以前の基準を「旧耐震基準」、これ以降の基準を「新耐震基準」といい、震度6強〜7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準として設定されています。

このように、現在の耐震基準は以前の基準よりも高い水準になっていると言えるでしょう。

□耐震性能を表す耐震等級とは

実は、耐震基準とは別に「耐震等級」というものがあります。
では、耐震等級とは一体どのようなものなのでしょうか。

耐震等級とは、地震に対する建物の強度を表す目安です。
地震が頻繁に発生する日本では、地震に対する建物の強度がとても気になりますよね。
しかし、地震に関する専門用語を並べられても、本当に耐震性能があるのか分からないという方は多いはずです。
そこで、比較的分かりやすい目安となっているものが、耐震等級です。

耐震等級は、建物の耐震性能によってランクが3段階に分かれており、数字が大きければ大きいほど、建物の強度が高いことを表しています。

まず、「耐震等級1」は建築基準法に則り、建物に備わっているべき最低限の耐震性能があることを表しています。
阪神淡路大震災のような数百年に一度発生する大地震に対しても倒壊しない強度だと言えるでしょう。
また、数十年に一度発生する震度5程度の地震では、耐震等級1の住宅は損傷しないので安心してください。

「耐震等級2」は、耐震等級1の約1.25倍の耐震強度が備わっていることを表します。
災害時の避難場所に指定されている病院や学校などの公共施設は、耐震等級2以上の強度になるように建てられています。

「耐震等級3」は、耐震等級1の約1.5倍の耐震強度があることを表し、耐震性能の中でも最高レベルです。
例えば、消防署や警察署などの絶対に被害を受けてはならない施設は耐震等級3の強度で建てられています。

□耐震について考える際のポイントとは

耐震基準と耐震等級について詳しく解説しました。
ここからは、注文住宅の耐震について考える際に意識してほしいポイントをご紹介します。
注文住宅を建てる際は、ぜひ参考にしてください。

建物の耐震性には、地盤の強さと耐力壁のバランスや建物の形が大きな影響を及ぼします。
耐力壁とは、地震や風などの横からの力に抵抗する力がある壁のことです。
耐力壁のバランスが悪い、また建物が独特な形をしていると、地震による損壊や倒壊の被害を受けやすくなるので、設計する際は十分注意しましょう。
また、注文住宅を建てるときは前もって地盤を調査し、強度が十分でない場合は地盤の改良工事を行うことが大切です。

さらに、注文住宅は自由にデザインや間取りを決められるので、オシャレな家にしたいという方は多いですが、地震の多い日本で安全に暮らすためには、耐震性を意識することも重要です。
当社では、地震に強い耐震性能の高い家をつくるために全棟構造計算を実施しています。
木造軸組み工法で真壁造りの伝統的な工法を採用し、大きな地震が発生しても、家族が安心して過ごせる住宅を作っております。
新潟にお住まいで、地震に強い木造の家を作りたいとお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。

□まとめ

今回は、注文住宅の耐震について詳しく解説しました。
テレビで地震速報のニュースを聞くたびに、不安な気持ちになるのはなるべく避けたいですよね。
耐震性能の高い住宅を建てることで、地震大国の日本でも、地震から大切な家族の命を守れます。
新潟で注文住宅を検討中の方は、ぜひ当社までお申し付けください。

お気軽にご相談・お問い合わせください!

0120-265-245

メールでのお問い合わせ

ラインでのお問い合わせ

株式会社大滝工務店 〒950-0892 新潟市東区寺山2丁目11番5号
TEL:025-275-0265 FAX:025-275-0304 > 会社概要 > アクセス

お気軽にご相談・お問い合わせください!

0120-265-245

メールでのお問い合わせ

ラインでのお問い合わせ

フッターイメージ写真

お問い合わせ

イベント情報

上に戻る