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2020/03/14

新潟県に住宅を建てる方は知っておこう!断熱性能を表すQ値とは?
投稿者:菅原 智弘

冬は暖かくて、夏は涼しい家に住みたい。
これは誰もが思っていることだと思います。
しかし、そのような住宅であるかどうかはどのように判断すればいいのでしょうか?
その判断に役立ててくれるのがQ値とC値です。
この言葉を耳にするのは初めてという方も多いと思いますので、今回はQ値とC値の説明をします。

□断熱性能を表すQ値とは?

*高気密高断熱住宅とは

みなさんは「高気密高断熱住宅」という言葉をご存じでしょうか。
この言葉は高い気密性と断熱性を備えている住宅を表す言葉ですが、はっきりとした基準が定められているわけではないです。
しかし、代わりに「次世代省エネルギー基準」が一つの指標として使われており、ここで定められている性能はさまざまですがその中の1つにQ値があります。

*Q値とは

Q値とは家の断熱性を表す数値で、熱損失係数(Q値)と言います。
算出方法は家の外と家の中に1度の温度差があった時に熱がどのくらい逃げるかで決まり、その値が大きいほど断熱性能が低い家です。

*Q値の判断方法

どのようにQ値を判断していけば良いかを説明します。
大手ハウスメーカーではQ値を公表しているところも多いのでそちらを参考にしていただければいいのですが、このQ値を見る際に注意しておくべきことがあります。
それは家の造りよって数値が大きく変わることです。
つまり、高いと思って選んだ家が思っていた性能より劣る可能性があります。
なぜならネットなどに掲載されている数値はあくまで1番うまくいった時の数値であり、実際に建てられた家は載っていたものより低かったということは少なくないためです。
断熱性を意識して家を建てる際はシンプルで、窓は小さく、各部位でバランスのとれた家を建てることを意識しましょう。

□Q値だけでなくC値も見よう

次にC値の説明です。
C値は気密性を表す数値で、いわゆる家の隙間(すきま)です。
なぜこの値が重要なのかというと、たとえ断熱性が高くても、家の隙間が大きければ冷暖房された空気が隙間から出ていってしまうからで、そのためC値も意識しながら家を決める必要があります。
そうすることで冬は暖かく、夏は涼しい理想的な家を手に入れられます。

□まとめ

ここまでQ値とC値の重要性の説明をしました。
ここまで読んでいただけた方は家を建てる際にいかにこの2つの値が重要かわかっていただけたかと思います。
家を建てる際はぜひ、2つの値に意識しながら建ててみてください。
何かお困りのことがありましたら当社にお気軽にご連絡ください。

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