住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2020/06/26
新潟で注文住宅のお風呂にこだわりたい方へ!失敗しない秘訣をご紹介!
投稿者:菅原 智弘
「注文住宅のお風呂にこだわりたいし、失敗しない秘訣について知っておきたいな。」
このように、お風呂に対してこだわりたい方は多いと思います。
お風呂の種類や注意点などを知らずに住宅を建ててから後悔してするのは辛いですよね。
そこで今回は「お風呂の種類」「お風呂を作るときの注意点」についてご紹介します。
□お風呂の種類について解説します
大きく分けて3つの種類があるのでそれぞれ詳しく見ていきましょう。
*システムバスとはどのようなものかについて解説します
日本が発明した浴室形態で、お風呂自体が一つのセットになっている製品です。
工場であらかじめ浴室のパーツを作り、建築現場に運び込んでから組み立てるタイプのお風呂です。
壁の色や照明、カウンターなどの細かい変更はできるのですが、浴室や窓のサイズ変更はできません。
システムバスは部品を工場で生産して組み立てているため、工期を短くできるのがメリットとして挙げられます。
また、品質が安定しているので、綺麗な仕上がりも期待できます。
そのような理由もあるため、ほとんどの工務店やハウスメーカーはシステムバスを採用しています。
それぞれのメーカーが性能を高め合っているので、とても完成度が高くなってきていると言えるでしょう。
システムバスは大きな変更がしづらいため、自由度は低いですが、品質の高い様々な種類の中から選べるので、おすすめのお風呂の種類だと言えます。
*在来工法のお風呂とはどのようなものなのかについて解説します
昔ながらのお風呂の工法で、オーダーメイド型の浴室のことを指します。
システムバスは製品の大きさに合わせて住宅の間取りを考える必要がありますが、在来工法の場合は事前に考えた間取りに合わせて作れます。
とても自由度が高いため、とことんこだわりたい方におすすめだと言えるでしょう。
ヒノキ風呂を作ったり、浴槽の底に足がついた西洋風のお風呂も実現可能です。
浴槽、床、窓、壁、天井、照明などを一から作れるので、思い描く理想の浴室を作れます。
そのため、屋上のテラスに露天風呂を設置したり、ラグジュアリーな浴室にしたりできます。
開けた浴室にしたり、竹垣を設置して和風でおしゃれな住宅にしたりするのも良いでしょう。
使う素材によって、防水性や断熱性も変わるので、担当者と相談して決めることをおすすめします。
ただ、注意点として、工期が長くなることが挙げられます。
なぜなら、現場で組み立てるだけではなく、細かい作業が必要になるので、どうしても工事の手間が増えてしまうためです。
手間をかけても良いからなるべく完成度の高い住宅にしたいという場合におすすめだと言えるでしょう。
*ハーフユニットバスとはどのようなものかについて解説します
ハーフユニットバスは、システムバスのようにセットにされている中から、壁と天井を自分で変更できるタイプの浴室です。
全てを自分で決める必要はなく、こだわりたいポイントのみに絞って変更できるのである程度はこだわりたいという方におすすめだと言えるでしょう。
システムバスでは大きな窓枠を設置できませんでしたが、ハーフユニットバスの場合はできます。
壁を木材にしてモダンな和風の浴室にしたり、ある程度柔軟なデザインにしたりできます。
メンテナンスがしやすいのもメリットの一つとして挙げられるでしょう。
ただ、サイズが決められているので、自由度がかなり高くなるわけではありません。
また、技術力のある業者に頼む必要があるので、とても工事が難しいと言えるでしょう。
□お風呂を作る時の注意点について
では次に、お風呂を作る時の注意点について詳しく見てきましょう。
まずは、余裕を持った広さにすることが大切であることについて解説します。
お風呂は単に体を洗ってお湯に浸かる場所だと考えると、あまり浴室にこだわる必要がありません。
しかし、多くの日本人にとってお風呂はリラックスできる場所であり、1日の疲れをリセットする場所でもあります。
そのため、回復しやすくなるように、お風呂の環境にはこだわった方が良いでしょう。
リラックスしやすくするためには、お風呂を広めに作ることがおすすめです。
余裕を持って、一坪以上の広さを確保すると良いでしょう。
次に注意するべきポイントは、浴室の色合いです。
リラックスしやすい色合いにすることも重要ですが、汚れが目立たない色にすることも大切です。
黒を基調とした浴室はとてもおしゃれで豪華に見えますが、汚れが目立ちやすくなってしまいます。
毎日ピカピカに掃除できないこともあると思うので、なるべく汚れが目立ちにくい灰色や白系の色にすると良いでしょう。
また、窓の大きさや配置にも注意しましょう。
大きな窓を設置するのもおすすめですが、近隣の方から丸見えになってしまうこともあります。
プライバシーを確保するためにも、近隣の住宅の環境を意識して窓を設置するようにしましょう。
落ち着いてお風呂の時間を楽しむためにも、窓の大きさや配置には気を配ることをおすすめします。
□まとめ
今回は「お風呂の種類」「お風呂を作るときの注意点」についてご紹介しました。
この記事を参考に、満足のいくお風呂を設置してみてくださいね。
実際の大滝工務店の施工事例やご提案させていただいた注文住宅の事例はこちらから閲覧していただけます。
ぜひご覧ください!