住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2019/03/11
【固定金利】VS【変動金利】
投稿者:菅原 智弘
大滝工務店の動画 公開中!
こんにちは!
大滝工務店です。
最近私の親友から『マイホームを建てたい!』
という相談を受けました。
私としてもすごい嬉しい話だったのですが、
一緒に住宅ローン関連の相談も受けまして。
内心私は思いました。
「やべっ。全然答えられねぇ。」
設計や間取りの相談はもちろん対応できるのですが、
今回の友達のように住宅ローンの相談をされるお客様も
この先いらっしゃるかもしれません。
それじゃマズい!と思いまして
最近住宅ローンの勉強を始めました!
というのも私自身マイホームを持っているわけではなく
住宅ローンとは全くの無縁で、ほぼ無知に近い感じです・・・。
宅建の勉強で少しかじった程度でしょうか。
・
・
・
そして住宅ローンを調べていくうちに
ある問題にたどり着きました。
【固定金利】VS【変動金利】問題です。
金利とは、ローンの利子・利息のことです。
ローンの返済期間の間、
固定された金額の利子を払っていくか、
金利変動によって上下変化する利子を払っていくか
どちらのプランのローンで組むかの問題です。
これ凄く重大です。
お客様に合わない金利プランを選択してしまうと
何百万もの利子による差が生れるかもしれません。
住宅費用の元金を払う分には仕方ないですけど、
ローンを組んだ利子って1円でも多く払いたくないですよね。
それでは変動と固定それぞれの特徴について
浅めにご紹介します。
深く突かれると訳が分からなくなってしまうので。(笑)
・
・
・
変動金利型は先述したとおり
金利の変動によってローンの利子が変化するプランです。
金利が下がれば、利子が少なくなるので
総支払額も少なくなります(得になる)。
金利が上がれば、利子が多くなるので
総支払額も多くなります(損になる)。
ここが難しいところですよね。
この先将来、金利が100%上がらないことが分かれば
変動金利型で良いと思います。
しかし、未来の事実なんて誰にも分かりません。
もし日本の経済に大きな変化があって、金利が爆上げになったら・・・。
考えただけでゾッとしてしまいます。
リスクの大きいプランになりますが、
固定金利型より金利(%)が低く設定されています。
この金利の低さが選ばれやすい理由になっています。
・
・
・
一方の固定金利型。
実際には固定金利型の中にも
普通の固定金利型と全期間固定金利型の2種類あるのですが
今回は全期間固定金利型で説明します。
全期間固定金利型は住宅ローン返済期間の間は
金利の変動に関わらず、一定の金利(%)を払い続けるプランです。
フラット35とかそのタイプになります。
固定金利型のメリットはやっぱり安心感でしょう。
金利変動に左右されないので、一定額の返済を
行っていけばいいわけです。
そして、一定額の返済ということは
将来的な家計プランを考えやすくしてくれます。
総支払額も決まってくるので、
ローンの返済は残りいくらなのかなどの計算も
すぐに分かりますね!
変動金利型の場合は、元金はもちろん一緒の金額ですが
金利が変動する → 利息金が変化する → 総支払額が変化する
ということが起こりますので
将来的なプランは大変考えづらくなってしまいます・・・。
・
・
・
固定金利型はメリットしかないじゃん!と思いますが、
固定金利型は変動金利型より金利(%)が高く設定されています。
考え方で言えば
安心料を金利で取られているイメージでしょうか。
どちらのプランもメリット、デメリットはあります。
うーん・・・難しいですね。
実際にはどちらの方が採用されているのかというと
本当に五分五分くらいなのです。
若干 変動金利型が多いかな、という感じです。
ただ単に金利が低いから選ばれやすいのでしょう。
・
・
・
正解があるわけではありません。
未来が分かるわけでもありません。
私なりに選び方の考えはあるのですが、
住宅ローンアドバイザーの資格があるわけでもないので
ここでは割愛させてもらいます・・・。
念願のマイホームですので、その住宅ローンの返済が
ライフプランを圧迫するようなことにならないように
各ご家庭に合った金利プランを選択されるよう、お願い致します。
それでは!