住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2019/07/09
新潟で新築をお考えの方へ!木造住宅の防音対策と注意点は?
投稿者:菅原 智弘
「木造の注文住宅を建てたいけど、騒音って大丈夫なのかな?」
「木造住宅を建てる際の防音対策や注意点を知りたい!」
木造住宅の新築をお考えの方の中には、防音について気になるという方もいるのではないでしょうか。
今後、暮らしていく上で、騒音トラブルに巻き込まれたくはないですよね。
そこで、今回は木造住宅を建てる際の防音対策や注意点についてご紹介します。
□木造住宅の防音性
これまで、木造住宅は防音性が低いということを耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
確かに、木造住宅は比較的素材が軽かったり、中に空洞が多かったりするので、音を通しやすいという性質はあります。
しかしながら、最新の建築技術においては、窓を開放していない限り、そこまで防音性が低いということはなくなってきました。
そのため、普段の生活音だけでは、ご近所トラブルになるようなこともないでしょう。
強いて防音対策をする必要があるとすれば、閑静な住宅街である場合や楽器を演奏する場合だと思われます。
□木造住宅の防音対策
*家具の配置の工夫
防音対策として、すぐに取り組めるのが家具の配置を工夫することです。
例えば、ご近所と接する壁側に、比較的大きな棚などの家具を置くと、その家具が音を遮る役割を果たすので、防音対策になります。
また、テレビやスピーカーなど音の出るものは、隣の家に向かないように設置し、壁から離しておくと効果的です。
*布状のものを使った工夫
カーペットやカバーなど布状のものを使った工夫も防音対策の1つです。
一般的なカーペットでも、床に敷くことで足音が軽減されるだけでなく、室内で発生する物音を吸収する役割を果たすので、床に敷くことをおすすめします。
もちろん、防音用のものであれば、なおさら効果的なのは言うまでもありません。
それ以外では、椅子の足にカバーを付けるのも、取り組みやすいものではないでしょうか。
□防音に関する注意点
*人によって感じ方に違いがある
環境省の環境基準によると、昼間は55デシベル以下、夜間は45デシベル以下に騒音を抑えることが目安とされています。
しかしながら、音のうるささと言うのは人によって感じ方が異なります。
自分たちが大丈夫だと思っていても、ご近所の方からすれば、気になる音量であるということを知っておきましょう。
*業者に相談
家づくりに携わる業者は、その道のプロフェッショナルです。
そのため、防音に対してもある程度の知識を持っています。
防音性の高い家にしたいということを伝えておくことで、自分で対策をしなくてもいいかもしれません。
□まとめ
今回は木造住宅を建てる際の防音対策や注意点についてご紹介しました。
木造住宅の防音性は最新の技術で高まりつつありますが、気になる方は対策を講じてみましょう。
今回の記事が、少しでもみなさんの役に立てば幸いです。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。