住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2019/06/23
新潟で注文住宅を建てよう!失敗しない無垢材フローリングの選び方
投稿者:菅原 智弘
「子どもが成長するのに過ごしやすい床にしたいけど、フローリングってどうやって選んだらいいの?」
「注文住宅のフローリングの種類ってどんなものがあるのだろう」
そんな方に今回は無垢材フローリングについて紹介します。
様々な種類のある無垢材フローリング。
失敗しない選び方についても紹介するので参考にしてみてください。
□そもそも無垢材って何?
無垢材とは天然木そのものを使った素材のことです。
特徴として重量がある点と、1つ1つの木目が違う点があります。
約10mの高さを支えている天然木の幹には相当の体積がつまっており、その重みから耐久性に優れています。
また、木目は天然木の個性と言われており、1つとして全く同じ木目はありません。
無垢材による家具や住宅は他のどこにもない唯一無二のものとなります。
他にも、無垢材は一般的に空気を多く含んでいるので保温性や断熱性が高く、調湿作用を持つことも特徴です。
天然木ならではの色味があり年月が経つごとに深みが増すので、長く生活していく上で住まいの歴史を感じながら変化を楽しむことができます。
□無垢材フローリングの選び方
無垢材は広葉樹と針葉樹の二つに分類することができます。
広葉樹はオーク(ナラ)、ビーチ(ブナ)、チーク、ウォールナットなどがあります。
内装材に用いられる広葉樹は重く硬いことが特徴で、強度があり傷が付きにくいとされています。
一方、針葉樹はスギ、ヒノキ、パインなどが挙げられます。
針葉樹は軽くて柔らかいため、肌触りが良いことが特徴です。
それぞれ数多くの樹種があり、フローリングに用いられる商品もバリエーション豊富です。
無垢材を選ぶ際はまず広葉樹か針葉樹か、それぞれの特徴を踏まえて選びましょう。
次に樹種ですが、これもまたそれぞれ特徴が違うので、しっかりと検討して自分の希望にあった木材を選びましょう。
同じ樹種でも産地(育った環境)や丸太のどの部分かによって色味や木目が変わります。
これらも無垢材フローリングを選ぶ際の判断基準となります。
実際に見本となるサンプルを確認して比較検討することが大切です。
□まとめ
住居空間は使う木材の種類によって、その風合いや肌触りなど全く異なる空間になります。
また無垢材の素材や塗装によってお手入れの時期、方法も違います。
同じ樹種でも1つ1つの木材でこんなにも異なる無垢材フローリング。
選ぶ際はしっかりとした検討が必要となります。
暮らしのなかで長い付き合いとなるので自分に合った木材を選び、自然素材に囲まれた快適な暮らしをしましょう。