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2019/06/27

新潟で注文住宅を建てる方へ!注文住宅で使われる木材の種類とは?
投稿者:菅原 智弘

「注文住宅を建てるなら木材にはこだわりたい!」
こういう方は多いのではないでしょうか。
せっかく自分で建てて長く暮らしていく住居、こだわれるところはこだわりたいですよね。
しかし木材には樹種や使用する部分、産地などによって様々なものがあり、どの木材が良いかの判断はなかなか難しいものです。
今回は住宅建築に利用される代表的な木材について紹介します。
それぞれの特徴を知っておくことで木材を選ぶときの参考になるでしょう。

□木造住宅に使われる木材について

*使われる部分によって分類


大きく2つに分けることができます。
1.構造材
柱や土台など住宅の骨組みの部分に使われます。
構造材は家を支える部分となるので強度や耐久性が必要です。

2.造作材
住宅内部に使われます。
直接手が触れる場所が多いため肌触りや質感が選ぶときのポイントとなります。
また、造作材は家の風合いを左右するものでもあります。
よって木の色や木目といった視覚的な要素も重要なポイントです。

*木材の作りによって分類


こちらも大きく2つに分けることができます。
1.無垢材
伐採した木材をそのまま乾燥させた、天然の木材です。
調湿性と断熱性が高いことが特徴です。
天然木の温かみや肌触りがそのまま住宅の風合いに表れ、年月が経つごとに味が出て変化を楽しむことができます。

2.集成材
集成材とは小さく切り分けた木材を乾燥させ、いくつかを接着剤で組み合わせた人工の木材です。
強度や品質が安定しているため加工がしやすいことが特徴です。

□木材の種類と特性


それでは実際にどのような木材が建築に使われ、それぞれどのような特性があるのか代表的な木材を取り上げて紹介します。

*ヒノキ


水に強く狂いが少ないため土台などの構造材に向いています。
菌や虫に耐える力も強く、古くから日本の建築物に使われてきました。
伐採されてからも200年間は強くなり、その後1000年かけて徐々に弱くなると言われており、その耐久性は世界最高レベルです。
香りが良く、1000年経ってもその香りが持続されることも人気の理由の1つです。

*ブナ


フローリングなど、造作材によく用いられます。
硬くて粘りがあり、曲げに強いという特徴があります。
材が緻密で木目が細かく加工がしやすいため、他の材と組み合わせて利用されることもあります。

□まとめ


木材には樹種による特徴だけでなく使用される部位や木の向きによっても特徴が異なります。
木目や手触りなども1本1本違うので実際に手にとって確認するようにしましょう。
また木材の使用部位ごとに求められる役割や機能性が異なるので、それぞれに適した木材の種類を選んでいく必要があります。
それぞれの木材が持つ特性を活かし、適材適所で木材を選ぶことが家づくりにおいて重要です。

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