住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2019/07/01
木造住宅でも大丈夫?新潟の寒さに負けない対策とは?
投稿者:菅原 智弘
「木造の注文住宅を建てたいけど、寒くないのかな?」
「木造住宅を建てる際に行える寒さ対策について知りたい!」
新潟で木造住宅の新築をお考えの方の中には、木造住宅だと寒いのではないかと不安な方もいらっしゃるかと思います。
木造住宅を建てる際に、寒さ対策を行うことで新潟の冬でも、寒さを和らげることができます。
そこで、今回は木造住宅を建てる際に行える寒さ対策についてご紹介します。
□断熱材の使用
断熱材とは、家と外の境目に用いることで、家の中と外の熱のやり取りを遮断してくれる材料のことを指します。
住宅建築に使われる素材に断熱材を用いることで、家の保温性を高めることができます。
特に、壁や床などに断熱材を使用すると非常に効果的です。
断熱材を細かく分けると、9種類にもなりますが、大きく分けて、繊維系断熱材と発泡プラスチック系断熱材の2つがあります
繊維系断熱材は、細かい繊維の間に空気を閉じ込めることによって機能する断熱材のことです。
一方で、発泡プラスチック系断熱材は、プラスチック素材の中に無数の細かい泡を閉じ込めている構造の断熱材です。
新潟市の冬の寒さは非常に厳しいため、家の中の暖かさをしっかりと保つには、断熱材が欠かせません。
□床暖房の導入
人間というのは、肌に触れる部分が冷たいと体感温度が下がってしまいます。
家の中では、多くの場合、床に触れているのではないでしょうか。
そのため、床の保温は非常に重要です。
床暖房の仕組みとしては、電気ヒーターで暖めるタイプもありますが、床の下に温水を流すタイプが増えています。
お湯で温めるので、他の暖房機にはないようなやわらかい暖かさが特徴です。
床暖房は、床から直接伝わる熱だけでなく、床から部屋全体に広がる熱によって住人に「暖かさ」をもたらします。
□窓の工夫
家の保温性という観点において、窓の存在というのは非常に重要です。
室内の暖かさが一番逃げていく経路は窓からだと言われています。
そのため、寒さ対策としては、窓の工夫が大切です。
具体的な窓の工夫には以下のようなものが挙げられます。
・保温性の高いカーテンを付ける。
・カーテンは日暮れ前に閉める
・窓を二重にする
□まとめ
今回は木造住宅を建てる際に行える寒さ対策についてご紹介しました。
断熱材や床暖房の使用、窓の工夫などが寒さ対策として効果的です。
今回の記事が、少しでもみなさんの役に立てば幸いです。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。