住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2020/04/06
玄関ポーチの仕上げをご一緒に
投稿者:菅原 智弘
こんにちは!
大滝工務店です。
新潟市西区で建築中の雨楽な家・町屋ですが、
今回は玄関ポーチの床仕上がりについてご紹介します。
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雨楽な家の土間床部分については、
標準仕様で『洗い出し仕上げ』という方法を採用しています。
当社モデルハウスの写真ですが、
小さい砂利が無数に敷き詰められています。
これが『洗い出し仕上げ』になります。
通常はこの方法で施工していくのですが、
今回の町家についてはお客様のご要望もあり、
別な仕上げ方法にて行いました。
名付けるなら『置き石工法』でしょうか。(笑)
モルタルで土台を作っておき、
固まらないうちに20~30㎜ほどの小石を
一つ一つ埋め込んでいくやり方です。
この方法の特徴として
お客様の立ち合いのもと、作業が行われます。
なぜかというと、
石の色・形・大きさ・配置など全てにおいて
お客様一人一人感性が違うからです。
左官屋さんがこんな感じかな~と施工しても
この石はもっと右の方が良かったな…とか
この石は形が変だから取り替えてほしい、など
お客様に言われてしまえば
また一から壊して作り直しになってしまいます。
そういったトラブルを避けるためにも
お客様と立ち合いのもと、一つ一つの石について
確認作業を随時行っていきます。
左官屋さんとお客様が話し合って
慎重に作業が進められています。
多少時間はかかってしまうものの、
お客様と一緒に家づくりをしているような感じがして
後ろから微笑ましく見させてもらいました!
こういうのって素敵ですよね♪
そして出来上がったのがこちら。
写真では少し分かりずらいですが、
様々な色を使用した石がとても鮮やかに仕上がりました!
ランダムに配置された石の配列も素敵です♪
洗い出し仕上げも綺麗ですが、今回の置き石工法も
お客様の個性が住宅に現れて、素晴らしいです。
人と違った風にしたい、というお客様にはおススメです♪
(左官屋さんはとても苦労されていたようですが・・・笑)