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2020/11/26

注文住宅で木造に興味がある方はいらっしゃいませんか?新潟の業者がご紹介します
投稿者:菅原 智弘

木造住宅と聞くとどんなことが想像されるでしょうか。
昔ながらの住宅というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は現在でも新築で木造住宅を選ばれる方は多いです。
今回はそんな木造住宅について新潟の不動産会社が解説します。

□木造住宅とは何か

木造住宅とは言葉の通り、住宅の土台や柱、壁に木材を利用した住宅のことを指します。
木材としては杉やヒノキが利用されることが多いでしょう。
木造住宅の特徴としては温かみが演出できることが挙げられます。

日本では一般的な住宅でほとんどが木造住宅でした。
これは日本に木材がたくさんあったことが原因とされています。
現在でも木造住宅の数は多く、総務省によれば日本の一戸建て住宅の約90パーセントが木造住宅であるとしています。

木造住宅のイメージとして寿命が短いことが思い出されるのではないでしょうか。
木造住宅の寿命は30年ともいわれているほどです。
しかし、木造住宅も適切なメンテナンスを行えば長期間安心して住めます。

□木造住宅のメリットとデメリットを紹介します

*木造住宅のメリット

1つ目のメリットは価格が抑えられる点です。
業者びよって価格は前後しますが、多くの場合鉄筋コンクリート造の住宅などに比べて安いと言えるでしょう。
これは、木造住宅は構造体が軽いため、工事が比較的簡単にできるためです。

2つ目のメリットは耐火性がある点です。
木造住宅は火災になりやすいイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん木なので表面に関しては燃える可能性がありますが、中心部には火が燃え広がりにくいと言えます。
これは表面が燃えることで表面が炭化し、中に火が伝わりにくくなることが要因でしょう。

3つ目のメリットは耐震性がある点です。
木造住宅はもろくて壊れやすいイメージがあるかもしれませんが、むしろ木造住宅の方が耐震性に優れている部分もあるでしょう。
法隆寺をはじめとする歴史的建築物も、木造の建物ですよね。

*木造住宅のデメリット

1つ目のデメリットは耐用年数が短い点です。
前説で、寿命が長いと言っていたのに矛盾していると思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、耐用年数と寿命は意味が異なります。

耐用年数は法定耐用年数を指します。
この耐用年数は物理的、経済的な観点など、多くの見方がありますが、木造住宅では約22年とされています。
しかしこれはあくまで基準であって、リフォームなど適切なメンテナンスを行えば22年よりも長く利用できるでしょう。

2つ目のデメリットは職人によって仕上がりにばらつきがある点です。
木造住宅では多くの場合、現場に構造体となる木材を持っていき、その場で組み立て、建築を行うでしょう。
その際の施工方法によって仕上がりに差が出る可能性があります。
自分の理想の造りを実現するためにも、業者選びを慎重に行うことをおすすめします。

□木造住宅の3つの工法とは

実際に住宅を建てるとなると気になるのが、工法ではないでしょうか。
木造住宅にはいくつかの工法がありそれぞれにメリットとデメリットがあります。
ここでは、3つの工法についてご紹介します。

1つ目は木造軸組み工法です。
これは、日本で昔から取り入れられている工法で、築年数の長い住宅のほとんどはこの木造軸組み工法で建てられていると言えるでしょう。
メリットは設計時の自由度が高いことが挙げられるでしょう。
このため、将来的にリフォームやリノベーションがしやすいつくりになります。

デメリットは耐震性が低いことでしょう。
古くから利用される工法であることから想像できると思いますが、他の工法に比べて、もろくなりやすい工法と言えます。

2つ目はツーバイフォー工法です。
これは欧米で利用されてる工法で、壁で住宅を支える仕組みです。
この工法のメリットとしては耐震性が高いことが挙げられるでしょう。
柱や梁で住宅を支えるのではなく、壁という広範囲で住宅を支えていることが要因として考えられます。

デメリットは自由な間取り設計ができないことです。
箱を組み合わせるように建てるので壁の位置が固定され、間取りに制限があるでしょう。

3つ目は木造ラーメン構造です。
これは元は鉄筋コンクリート造で利用されている工法で、近年注目されるようになっている構造だと言えるでしょう。
メリットとしては、壁や柱を少なくしつつ耐震性を高められることでしょう。
垂直な柱に対して水平に梁を張るいたって簡単な工法ですが、耐久性あります。

また、ラーメン構造では少ない柱で高い耐久性を実現するため、間取りを自由に変えられることもメリットでしょう。

デメリットとしてはコストがかかることが挙げられます。
他の工法に比べ、価格が上がりますが近年注目されている工法であることもあり、取り入れる価値はあるのではないでしょうか。

□まとめ

今回は木造住宅のメリットやデメリット、工法について紹介しました。
メリットとデメリットを踏まえたうえで取り入れるかの判断をすると良いでしょう。
新築で木造住宅を検討している方の参考になれば幸いです。

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