住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2021/01/09
注文住宅の外観の決め方とは?
投稿者:菅原 智弘
注文住宅の外観で悩んでいる方はいませんか。
内装のデザインを考えることも大変ですが、外観にも様々なデザインがあるため大事な選択です。
そこで今回は、注文住宅の外観の決め方、デザインの種類、外観を決める際に気を付けるポイントをご紹介します。
□外観の決め方をご紹介!
ここでは、外観の決め方を4つに分けてご紹介します。
1つ目は「単色に統一にする」ことです。
住宅の外観は単色、多くても2色までにまとめるのが無難でしょう。
複数の色を組み合わせると落ち着きが無くなってしまい、また場合によっては住宅が小さく見えてしまう場合もあります。
色を組み合わせる時も、組み合わせ次第で好みの印象にならなかったりします。
2つ目は、「デザインイメージを絞る」ことです。
大まかなデザインを絞り込むことはとても重要です。
和風と洋風でイメージは大きく異なり、外間取りや生活設備まで変わってくることもあるでしょう。
どのようなデザインにもメリットと注意点があるため、それを理解してデザインイメージを絞り込むことがおすすめです。
業者に相談して決めることも良いかもしれません。
3つ目は「形状を決める」ことです。
住宅全体の形はもちろん、屋根や窓の形状によっても外観のイメージは大きく変わるでしょう。
特に、窓の位置は間取りや内装に合わせて決めるケースが多いです。
しかし安易に決めてしまうと、まとまりのない印象になってしまう場合があるため、注意が必要です。
窓の種類や位置を見ながら、バランスの取れたものにしましょう。
また、屋根の形状によりイメージが大きく異なるため、それぞれの特徴を理解した上で決めることがおすすめです。
4つ目は、「色味や素材を決める」ことです。
外観、屋根、素材には様々な種類があるため、それぞれの確認をしておきましょう。
白色やベージュが主流でしたが、近年はブラウンやブラックなど重厚感のある色も人気が出ています。
白と黒では印象が大きく異なるため、画像を必ず確認しましょう。
□外観デザインの種類をご紹介!
ここからは、外観デザインを6種類ご紹介します。
1つ目は、「和風」です。
和風は、日本の各地でよく見られます。
玄関が引き戸だったり、木や竹を多く使った外装が多かったり、屋根は切妻屋根だったりと、どこか懐かしさを感じさせるデザインです。
「和」を全面に感じたい方は検討してみてください。
2つ目は、「和風モダン」です。
和風のテイストがありながら、現代風にデザインされたデザインです。
「和」と「現代感」をどのバランスでミックスするかが個性の出しどころで楽しみの1つでしょう。
3つ目は、「洋風」です。
海外に多い家の外観です。
壁がタイル張りだったり、レンガ造りだったり、至る所に凝ったデザインの場合が多いでしょう。
4つ目は、「洋風モダン」です。
洋風に憧れがありつつも、過度な装飾をなくしたい方に適しているでしょう。
5つ目は、「モダンシンプル」です。
思い切ったデザインで、一見家には見えないような外観の家もあります。
窓の大きさもバラバラだったり、屋根の形が独特だったりと住む人の個性が出るでしょう。
6つ目は、1つ目から5つ目に該当しないデザインです。
例えば、施主の趣味や個性を反映させるデザインが挙げられるでしょう。
□家の外観を決める際に気を付けるポイントをご紹介!
ここからは、家の外観を決める際に気を付けるべき3つのポイントをご紹介します。
1つ目は、「防犯面を気を付ける」ことです。
外観面だけでなく、防犯面やプライバシー面も守れるように窓の配置を決めるようにしましょう。
まずは、空き巣被害を考える必要があります。
空き巣被害の多くは、窓からの侵入によるものであるため、設置する場所や大きさを工夫しましょう。
しかし、プライバシーの問題のために好きな場所へ窓を配置しても良い訳ではありません。
隣家との距離が近い場合や人通りの多い道路に面している場合は、外からの視線が気になりますよね。
「せっかく設置した窓が開けづらくなる」という事態に陥らないように気を付けましょう。
2つ目は、「周囲の家との調和を考える」ことです。
好みの色や奇抜な色を選ぶのも良いですが、周囲の家との調和を乱さないようにする必要があります。
また、屋根やサッシ、ベランダの色とのバランスも考えて決めると、建物全体の印象が良くなるでしょう。
3つ目は、「将来的な修繕やメンテナンスを忘れない」ことです。
外壁の種類や状況にもよりますが、3年から5年ごとに点検し、不具合が確認できるようであれば部分的な補修をしましょう。
このように、家の外観を決めるときにはたくさんのポイントがあることがわかりました。
注意点を意識して、満足できる購入ができると良いですね。
□まとめ
今回の記事では、注文住宅の外観の決め方、デザインの種類、決め方をご紹介しました。
デザインの種類を6つご紹介しましたが、その他にも様々なデザインが存在します。
注文住宅をお考えの方で、外装に迷った際は新潟県の当社までご相談ください。