住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2020/09/02
新潟で注文住宅を建てる人必見!子供を育てるのに最適な間取りとは?
投稿者:菅原 智弘
注文住宅の間取りを考える際、子供のことを考慮している方も多いのではないでしょうか。
子育てをよりスムーズに行えて、子供の成長にも良い影響を与えられる家づくりができたら理想的ですよね。
今回は、新潟の設計事務所が子供のいる住宅の間取りについてご紹介します。
□子供に合わせた間取り作りとは
今は小さい子供でも、年月が経つとあっという間に大きくなります。
子供の成長に合わせて何度もリフォームすることは難しいですが、工夫をすることによって子供の成長に合わせた間取り作りができます。
子供の成長段階に沿って、どのような間取りにするかを確認してみましょう。
まず、幼少期には家族と一緒にいられる間取りにすることが大切です。
就寝時も、親が一緒にいることで子供に安心感を与えられます。
寝室のスペースを広くすることで、家族が一緒にいられるスペースを得られるでしょう。
次に、小児期には子供も自分の部屋が欲しくなることが多いです。
1人で寝ることに慣れさせるため、両親が寝る場所と少し仕切りを作り、自分だけの空間を作ってあげてください。
続いて、青年期には自分の物を自分で管理する完全に仕切られた空間を用意してあげると良いでしょう。
2人目の子供のために、ひとつの部屋を間仕切り家具で完全に仕切ることも可能です。
このように、子供の成長に合わせて部屋の仕切り方や与え方を変えるのが、間取りの選択肢のひとつです。
子供部屋の必要性について考えている方もいらっしゃるかもしれません。
家を建てる際に、無条件で人数分の子供部屋を間取りに取り入れる方も多いです。
しかし、近年ではリビング学習が効果的と言われていることもあり、用意したけどあまり使っていない方も多いのが実情です。
子供部屋を取り入れる場合は「子供部屋で何をするか」を考えておくことが大切でしょう。
子供部屋の役割として「子供の荷物を置く」「子供が勉強する」「子供が寝る」の3つがあげられます。
家の中にこれらの役割を持っている場所がある場合、無理に個室を設ける必要はありません。
もしくは、はじめにキッズスペースやフリースペースとして使える広めの空間を作っておいて、後から壁を設置して区切れるようにしておくという方法もあります。
それぞれのお家のスタイルに合わせて、子供のための間取りについて考えてみてください。
□家事を効率的に行うための間取り
子供がいると、お世話をしながら家事を行うことになかなか苦労しますよね。
家事が少しでも楽に行えたら、その負担も軽減されるはずです。
こちらでは、家事を効率的に行うための間取りについてご紹介します。
毎日の家事の負担を軽くするためには、無駄の少ない動線を作ることが大切でしょう。
動線とは、何か特定のことを行う際に移動する経路のことを指します。
家事の場合、洗濯をして、干して、料理をして、子供の世話をして、となると動線がかなり広くなってしまいます。
こうなると、家事の負担も重くなってしまうでしょう。
動線をできるだけ短縮して、移動にかかる時間を減らすことを目指してみてください。
動線を意識した間取りを考える際には、「回遊動線」を意識することがポイントです。
こちらは、キッチンから洗面室を通り、トイレ、リビング、のように行き止まりがなく、舵を行う場所を一回りできる間取りのことです。
各部屋へのルートが何パターンか生まれることで家事効率が上がりますし、家族がどこにいるのかもわかりやすくなるという利点があります。
こちらは小さな変化ですが、家事は毎日行うことなので少しでも負担を減らせると、かなり楽になるでしょう。
□収納は広めにとっておくのがおすすめ
間取りについて考える際によくあげられる後悔の例は、収納が不足していることです。
自分たちが過ごす部屋の間取りに意識が集中して収納に関してあまり気にしないと、物が散らかったり、落ち着きがなくごちゃごちゃした部屋になったりしてしまいます。
特に子育ての際には、日々荷物が増えていくケースが多いです。
例えば、幼少期にはおもちゃや絵本などを片付ける場所が必要でしょう。
更に、学校に通うようになると、多くの教科書や文房具ををストレスなく使えるようにまとめておくことも必要になりますね。
使いやすくて十分な広さがある収納スペースは、子供が自ら片付ける習慣を習得することにも役立つかもしれません。
しかし、収納スペースを広くすると言っても具体的にどのように考えればよいのかわからない方もいらっしゃるかもしれません。
注文住宅の間取りや収納に疑問がある方は、当社でお問い合わせを受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
□まとめ
今回は、子供のいる住宅の間取りについてご紹介しました。
成長による間取りの変化や家事動線の重要性、収納スペースの必要性について理解していただけましたでしょうか。
今回の記事を参考にして、家族全員が快適に生活できる間取りについて考えてみると良いかもしれません。