注文住宅で使用される無垢材とは？新潟の注文住宅業者がご紹介！

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2020/05/26

注文住宅で使用される無垢材とは？新潟の注文住宅業者がご紹介！

投稿者：菅原智弘

新しく家を建てるなら、住みやすい場所にしたいと思う方はもちろん多いと思います。
お子さんがいるご家庭では、健康のためにも体に優しい素材で家を建てたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、天然無垢材についてご紹介します。
新潟で注文住宅を建てようとお考えの方は参考にしてみてください。

□無垢材と集成材の違いとは

注文住宅を建てる方に人気が高い木の家ですが、ひと口に木の家といってもその材質は1種類ではありません。
注文住宅に使用される材木は、天然無垢材と集成材という2つの種類に分けられます。

天然無垢材とは、山や森で育った木を使用する長さに合わせて切り出された天然の木材のことをいいます。
天然の木が1本1本加工してあるため、この世に同じものが1つもありません。
日本では古くからこの無垢材が家や寺に使用されており、耐久性に優れているのが特徴です。
また、天然無垢材は切り出された後も呼吸を行うため、周りの湿度を調節する役割を果たします。

集成材とは、挽き板と呼ばれる1センチ強の厚い板と乾燥させた小さな角材を接着剤で組み合わせた人工の木材のことをいいます。
集成材は強度が場所によってばらつくことがなく、品質が安定しているため近年日本の住宅に取り入れられることが増えてきました。
また、集成材の原料となっている角材はしっかりと乾燥させてあるため、木材自体の反りや割れがあまり発生しません。
無垢材と比較すると取り扱いが簡単であるため、多くの工務店やハウスメーカーでよく使われているでしょう。

しかし、集成材は人工の接着剤で組み合わさった木材であるため、天然の無垢材より劣化が早いです。
そのため自然の木をそのまま使っている無垢材と比べると耐久年数が長くありません。
また、人工接着剤からまれにホルムアルデヒドという、シックハウス症候群の原因になる物質が出る場合があります。

家を建てるにあたり、ある程度強度があり安定している集成材は、腕の良い職人でなくとも簡単に扱えます。
そのため、大量生産を行うことが主流であるハウスメーカーにとってうってつけといえるでしょう。
しかし、機能性や耐用年数を考える場合は、集成材は最適ではないでしょう。
むしろ無垢材は、家の持ち主にとって様々なメリットがありおすすめです。
以下では、無垢材を使うメリットをいくつかご紹介します。

□無垢材を使用するメリット

＊温度調節をしてくれる

無垢材を使う1つ目のメリットは、部屋の温度調節を行ってくれるところです。
無垢材は天然の木材をそのまま使用しているため、自然界にいた頃と同じく呼吸を行います。
具体的には、梅雨の時期のように湿度の高い時は水分を吸い取り、冬のように乾燥している時は水分を放出して室内の湿度を一定に保つでしょう。
湿度を一定に保つということは、カビや細菌を発生させる原因である結露が発生しにくくなり、家の寿命が延びることにも繋がります。

また、無垢材は断熱にも優れるため、無垢材を使用した家では冷暖房の効きが良くなります。
無垢材をフローリングに使用した場合は、木の温かみにより冬でも裸足で歩けるなど、空調費の節約にも繋がります。
結果的に光熱費を抑えられ、長期的に見ると経済的に優しい木材です。
無垢材は1年の中で気温や湿度の変化が激しい日本の気候に、ぴったりの木材だといえるでしょう。