住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2022/02/18
無垢の木の構造美を楽しく家
投稿者:代表 菅原
お年を取られた母親と息子ご夫妻が住む、平屋・一部2階建ての雨楽な家。
祖父母の時代と、父母の時代に長年お住み成られた家、色々な時代の流れ、思い出深い家を解体して、今回、家を建て替えしたいとの事でご相談なされ、実現いたしました。
車庫等は、一昨年に改修して置き、住宅部分と昔ながらの土蔵造りそして先祖代々のお庭も全部壊して広い土地に変わりました、
その広い土地の真ん中に、新築する延床面積34,3坪の住宅を設計いたしました、
外観はどっしりとした切妻の大屋根と、軒の出が深い印象的で外壁はミストグリーンの外壁と正面の一部に木目調のサイディング、無垢の格子、木部周りを自然塗料の濃い色合いが、
お似合いの外観デザインとなりました。
週に2回のディサービスのワゴン車が母親を送り迎えして頂く時に車いすで押して玄関までのスロープを設計に組み入れておきました。手摺も設置して歩く時も楽に通れます、
玄関脇には、軒の深い下に桧材で手造りのウッドデッキ、広い場所で日向ぼっこと愛犬も一緒に遊ぶ事が出来るスペース。
玄関に入ると1坪の土間になって玄関ホールは無垢の桧フロリングで壁は漆喰塗り壁
上を見ればあ杉の無垢で張られた勾配天井でその中に大きな登り梁と太い梁がたくましく掛けられている。歩く時に両側手摺も設けてあります、木の香りに包まれて心地よい、
トイレは男性用と女性用があり、手洗いも手摺も溶けて安心して使う事が出来ます
リビングに入りますとキッチンとリビングで18帖もの大空間、たくましい梁が架かる
高い天井の梁の下に照明付きのシーリングファンがエアコン温度を下げる為にクルクルと廻り続けています。大きい梁の奥に関節照明が高い天井を照らしてお食事もお酒も美味しく、 テレビも見ながら家族で楽しく食べらる空間です。
庭の方を眺めれば愛犬が自由に走れ回れる大きなドックランを造る予定にしていると、
お主人が言っておられました、南側の窓にはサンルームを計画しています。
洗濯を干すにも安心してお出かけが出来ます、
もう一つ、大事なことは先祖代々の大きな仏壇がありましたが、今回この機会に仏壇を、
小さくする事を計画して、リビングに両開きの扉を付けて普段は仏壇がある事が分らない様な収納スペースと同じにしました、
奥に2部屋の寝室がありますが、大容量の収納スペースを確保。無垢の桧の香りに包まれて、梁にかかる構造美を楽しみながらゆったり暮らせます。
階段下のスペースを活用した納戸は奥行きも深く、造り付けのタナ屋作業台が使い道を広げます、
2階に続くリビング階段には吊り戸を設置、冷暖房の効果を高めます。
2階洋室は屋根裏を利用した部屋。勾配天井を見上げてのんびりとした時間、時には
夏になると窓から見える花火が直ぐ近くに見えて楽しいひと時が過ごせる。
部屋の奥にトイレを設け、小屋裏収納部屋も大容量のスペースが取れています。