住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2021/09/19
注文住宅を建てる方必見!土地探しのポイントを解説します!
投稿者:菅原 智弘
「新潟で注文住宅を建てようと考えているが、まだ土地を見つけていない」
このようにお困りの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この記事では土地探しのポイント、土地探しにかかる期間、土地のチェックポイント、注文住宅にかかる費用などを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□土地探しにかかる期間と流れについて
注文住宅を建てる際に、始めなければならないのが土地探しです。
土地を探すためにはおよそ4ヶ月から12ヶ月程度かかります。
まずは土地探しの流れの解説とともにそれぞれにかかる期間の目安を紹介します。
1つ目のステップは、住みたい暮らしや土地をイメージすることです。
決めていただきたいことの内容としては、以下の5つがあります。
・住みたいエリアや立地条件
・都心がいいのか郊外がいいのか
・最寄り駅までの距離や時間
・通勤、通学、買い物などの利便性
・教育、医療、福祉施設の充実度など
住み心地が良く、快適な生活を送るためにはこれらの内容を確認しましょう。
このステップでは、およそ1ヶ月から3ヶ月程度を見ておきましょう。
2つ目のステップは、具体的に土地を探すことです。
住みたい土地の条件や、エリアが決まったらそれに合う土地を探しましょう。
土地を探す方法としては、以下のようなものがあります。
・インターネットで検索
・新聞の折り込みチラシやフリーペーパー
・不動産会社に相談して探してもらう
・ハウスメーカーに相談して探してもらう
どのような土地があるか、その土地の相場価格はいくらかなど、大まかな調査を行いたい方は、まずインターネットやチラシで調べてみると良いでしょう。
大まかに土地のことが理解できたら、購入したい土地を本格的に探しましょう。
この場合は、不動産会社やハウスメーカーに相談しましょう。
このステップは、約3ヶ月から8ヶ月を見ておきましょう。
3つ目のステップは、不動産会社・ハウスメーカーを決めることです。
ご自身で土地を見つけてきた場合は土地の購入を仲介してくれる不動産会社やハウスメーカーを決め、元々不動産会社やハウスメーカーに土地探しを依頼した場合は、その会社を通して土地の売買契約を進めましょう。
このステップには、およそ1ヶ月から2ヶ月かかります。
土地探しにかかる期間は、条件に見合う土地に出会えるかどうかで変わります。
長い場合は、1年から3年かかるという方もいらっしゃいます。
条件をよく吟味して土地を探しましょう。
□土地を探す際のポイントとは?
土地探しの流れとかかる期間についてご理解いただけたところで、続いて土地探しの際のポイントを4つ紹介します。
1つ目が、形状や地盤を重視することです。
土地の形状というと、正方形や長方形を想像する方が多いでしょう。
しかし、世の中には三角形や平行四辺形など様々な形の土地があります。
土地の形状が不安定だと建物の形や間取りが制限されることもあるので、四角形の土地を選ぶに越したことはありません。
しかし、立地によっては採光が良くなったり、人気が低い分リーズナブルに購入できたりするというメリットもあります。
また、形状だけでなく地盤の緩さや角度も確認しておくことが大切です。
2つ目が、面積の広さを重視することです。
この場合は、坪数と土地単価、また建ぺい率や容積率など土地の法的な制限を確認しておきましょう。
土地探しでは、建ぺい率や容積率などの専門知識が必要なので、できる限り理解しておきましょう。
3つ目が、環境を重視することです。
日当たりや風通し、周囲の騒音や臭気などに問題がある土地で実際に暮らし始めると、非常にストレスが溜まります。
これらの内容は、インターネットなどで見ているだけではわからないものなので、現地調査の際に確認しましょう。
また、住みたい土地の周辺のゴミの出し方などを確認すると、その地域の雰囲気もわかりますよ。
4つ目が、交通状況を重視することです。
最寄り駅への距離やバス停の有無によって暮らしやすさは大きく変わってきます。
自動車がない場合や、電車通勤をしていたりする方はやはり駅が近いに越したことはないでしょう。
家族のライフスタイルにあわせて選びましょう。
このように、上記で紹介した4つの内容を特に意識して土地選びを行いましょう。
□土地を実際にチェックする際のポイントとは?
土地探しを行う際には、現地でのチェックは必須だと言えるでしょう。
しかし、何を確認すべきかがわからないという方もいらっしゃいますよね。
そこで、注目すべき項目を3つ紹介します。
1つ目が、隣地との関係です。
地積測量図や境界確認書が既に存在する土地であれば、隣地との境界を現場で見つけることができます。
広告にある間取りより狭いということはないか、越境していそうな建造物はないか等を確認しておく必要があります。
気になる点は、不動産会社を通して確認しましょう。
2つ目が、古家ありか更地かどうかです。
土地だけの価格で販売されていても現地に古家が残っている物件が少なくありません。
現状渡しが条件となっていて、取り壊しが買主の負担になっている物件もあり、その場合は別途費用がかかってしまいます。
3つ目が、日当たりや風通しです。
土地の周辺に竹林や雑木林などがあると、風通しが悪くなります。
また、雨の日のことを考えて、水捌けも確認しておく必要があります。
このような点を意識して土地を確認するようにしましょう。
□注文住宅にかかる費用について
土地探しのポイントについて理解していただけたところで、最後に注文住宅を建てる際にかかる費用を紹介します。
まずは、本体工事費です。
注文住宅の総予算の大部分を占めるもので、建築会社によって異なりますが、1,600~3,800万円程度が相場となっています。
本体工事にかかる費用として、仮設、基礎、躯体、屋根、内装、仕上げ、設備などが挙げられます。
次に、本体工事費以外にかかる工事費用です。
本体以外にかかる費用の金額は、ケースバイケースです。
必ず発生する費用は、屋外給排水工事です。屋外給排水工事とは、水道メーターから建物までの給排水工事、雨排水工事などをいいます。敷地状況によって、費用が異なるので確認が必要です。
また、先ほど紹介したように古い家が残っている場合は解体工事費、地盤に問題がある場合は地盤改良費がかかります。
その他にも、照明やカーテン工事などがあります。
これらの設計料を除いた諸費用の目安としては、100万円から150万円程度が一般的です。
印紙税、登録免許税など税金や登記費用、建築確認申請費用などが必ずかかります。
建築費や不動産評価額によって税金は異なりますが、登記費用は10~15万円程度、建築確認申請費用は10~20万円程度と考えておきましょう。
さらに、家を建てる際だけでなく、建てた後にもお金がかかるということを理解しましょう。
不動産取得税は、土地や家を購入した際に一度だけ課税されますし毎年かかる固定資産税や都市計画税は毎年かかります。
その他にもいざというときのために保険に加入する場合、火災保険、地震保険代などがかかります。
□まとめ
この記事では土地探しのポイント、土地探しにかかる期間、土地のチェックポイント、注文住宅にかかる費用などを紹介しました。
当社では、地元に密着した家づくりをお手伝いしております。
注文住宅でお悩みの方はぜひ一度当社にご相談ください。