住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2019/10/01
理想の家を注文住宅で購入したい|外観を左右する外壁の色の決め方
投稿者:菅原 智弘
注文住宅のご購入をお考えの方はいませんか?
「注文住宅を建てるなら、家の外壁にもこだわりたい。」
「外壁の色の決め方を知りたい。」
しかし、外壁の色の決め方に関して分からないことが多いですよね。
そこで今回は、住宅の外観の印象を左右する外壁の色の決め方に関して解説します。
□色を決める際の注意点
*白と黒は汚れが目立ちやすい
外観をシンプルにしたい方は、白色や黒色の使用を考えているかもしれません。
しかし、白色や黒色の外壁は、汚れが目立ちやすく、外壁の色には不向きです。
住宅を購入してすぐは、綺麗な外観ですが、しばらくして傷や汚れが付くとそれらが目立ちます。
*赤や青などの原色系は時間が経つと古びて見える
赤や青といった原色系を使用すると、時間が経過すると色が薄くなり全体的に古びて見えます。
時間が経てば、それが顕著に現れてしまいます。
そのため、時間が経っても綺麗に見える外観にしたい方は、できるだけ原色系を避けてください。
*面積効果に注意する
面積効果とは、同じ色でも、小さい面積で見ると色が濃く見えて、大きい面積で見ると色が薄く見えるという現象です。
この現象は、サンプルで見た色の印象と実際に外壁に使用した色の印象は異なります。
そのため、サンプルを見る際は、外壁に使用する場合、それよりも少し薄い印象になることを事前に把握しておきましょう。
□色の決め方のコツ
*控えめな色を選ぶ
自分の趣味に合わせた色にしたいという方が多くおられますが、趣味は時間が経てば変わることもあります。
長い時間が経っても印象の変わらない控えめな色や無難な色を選ぶことをおすすめします。
また、控えめな色は周りの風景に溶け込みやすく、悪目立ちしません。
*事前に近隣の家や街並みを見る
両隣や向かいの家の色を確認して、そのイメージと調和の取れそうな色にすることがポイントです。
周辺の住宅や街並みとかなり異なった色や印象の外観にすると良くも悪くも目立ってしまいます。
必ずしも目立つのが悪いわけではないですが、これから暮らしていく地域に調和しようとする姿勢も大切です。
□最近の色選びの傾向
最近の流行や傾向として多いのは、環境になじませる色味です。
震災などの影響により、自然に合う色味を選ぶ方が多くなっています。
しかし、自分自身が満足のいく色にすることが最も大切なので、参考程度に知っておいてください。
□まとめ
今回は、注文住宅の外壁の色の決め方に関して解説しました。
色の選択は住宅の外観を大きく左右するので、色選びにもしっかり時間をかけましょう。