住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2019/11/06
雨楽な家の町家づくり2
投稿者:菅原 智弘
こんにちは!大滝工務店です。
前回は雨楽な家の町家についてご紹介しました。
今回から本格的に工事内容に入っていきます。
実際に建築する新潟市西区の現場がこちら。
間口が狭く奥行きがある土地です。
実はこのような土地が町家を建てるのに適した土地なのです。
江戸時代頃の町家も、このような土地に多く建てられていますし、
先日のブログで紹介した雨楽な家町家タイプのモデルハウスも
間口が狭く、奥行きがある土地に建築されています。
・
・
・
では、工事内容をご紹介していきます。
一番最初の工程は地盤改良工事です。
地盤改良方法を判断するために、地盤調査を行うのですが
調査したところ、今回の土地は
良質地盤で改良するほど軟弱ではないという結果に!
しかし、地震大国の日本です。
もし万が一、地盤沈下などしてしまったら
せっかく良い家を建築しても、元も子もありません。
なので、当社の見解として
地盤改良工事の中の表層改良工法を施工することにしました。
表層改良工法は
地表面の軟弱な土とセメント材を混ぜ合わせて
固めることで地盤沈下等を防ぐ工法です。
左に写ってる大きな袋にはセメント材が入っています。
こちらが地盤改良の竣工状況です。
地盤面から50cm下がりの表層改良で
期間は二日で終了するほど短期間です。
一見、ただ整地しただけのように見えますが、
もう表面ガッチガチですよ。これガッチガチ。
セメントの上に家を建てるようなものですから
これで安心して建築工事に取り掛かれます。
ではまた次回!