住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2020/12/16
二世帯住宅(後編)
投稿者:代表 菅原
◎家づくりストーリー「二世帯で暮らす、雨楽な家」
〜Hさま邸〈後編〉〜
こんにちは!大滝工務店の菅原です。
お施主さまの家づくりストーリー。弊社で「雨楽な家」の二世帯住宅を建てられたHさま邸のお話の後編です。今回はHさま邸の自慢ポイントをお伝えしましょう。
まずは外観。ガルバリウム鋼板の青い色、なかなか素敵な色なんですよ!この青と白いサイディングの組み合わせが爽やかで現代的。さらに屋根の色と相まってとても印象的な家になっています。丸窓もチャームポイントで、通り沿いからよく見えて、Hさま邸の素敵なアクセントになっています。駐車場は3台分あります。
玄関へとつながる上り口の階段は、高齢になっても使いやすいように緩やかにしてあります。そして玄関前には庇がつくってありますから、雨や雪の時にも濡れないですみ「庇があって助かるわ〜!」という日も多いはず。毎日、そして、長く暮らす家には大切なポイントです。
内観もご紹介しましょう。もうすでによく存じの雨楽な家の特徴ですが…、ヒノキやスギの無垢材、漆喰、和紙など、自然の恵みを生かし、自然の恵みの良さでつくられた家です。冬は暖かく夏は涼しい、健康にもいいお宅になっています。土間の存在感も雨楽な家ならではです。
LDKは和室の建具を開けておけば、木の香りに満ちた大空間に。Hさま邸の象徴ともいえる7寸(21㎝)の大黒柱は、その大空間を見守るようで、こういったところも、木の家らしいどっしりとした良さが感じられるポイント!と、私自身、何度見てもうれしくなります。風格のある大黒柱は、やっぱりお宅のシンボルそのものです!リビングの勾配天井の開放感も気持ちいいですよ。
ところで、引き戸などの建具、そして一部天井には和紙を使用していることも注目ポイントです。建具の和紙の色はおしゃれで、配色はお施主さまのお好みです。
見た目にとても風合いのある和紙には、健康面やメンテナンス面でもメリットがあります。ビニールクロスと異なり接着剤を使っていませんし、静電気がおきないのでホコリがつきづらいということも。そしてビニールクロスに比べると和紙は長持ちなんです。それは、日本のお札が長持ちするのは和紙の技術を使っていることからもわかります。和紙の原料は草木の繊維ですから、呼吸をするんですよ。漆喰の壁、無垢材の床や柱、そして和紙という多くの自然素材が、家のなかの心地よさを生み出しています。
Hさま邸はロフトも魅力で、ロフトも含め、収納の面でも充実した家になっています。ちなみにロフトに行けるはしごは4つもありとても便利です。
LDKという広さを感じる空間づくりを考え抜き、コンパクトながらのびやかな雰囲気に包まれるのがHさま邸の魅力。かなり凝ったお宅になっているのではと思います。
ちなみにこのお宅は、耐震についても構造計算をしていますから安心感が違います。
これからの長い年月、二世帯で仲良く、プライバシーも上手に確保して…。ご家族6人の豊かな暮らしが目に浮かぶようです。どうぞお幸せに!