住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2020/01/19
真壁と大壁の違いについて新潟県の注文住宅会社が解説します
投稿者:菅原 智弘
「注文住宅を建てたいけど、内側の壁はどのようにしたらいいのだろう?」
「真壁と大壁があるみたいだけど、どんな違いがあるのだろう?」
このように、注文住宅における内側の壁について迷っている方はいらっしゃいませんか?
真壁と大壁の違いについて知らずに公開してしまうと嫌ですよね。
そこで今回は「真壁と大壁の違い」についてご紹介します。
□壁にはどのようなものがあるの?
木造軸組工法における壁の構造は、家の基礎から屋根までを繋いでいます。
その構造は、柱や筋交いなどによって構成されています。
そして、それらの構造によって壁面が作られているのです。
壁は大きく分けて真壁と大壁の2種類があります。
まずは、その中の一つである真壁の特徴について見ていきましょう。
*真壁の特徴とは?
日本の古くからある住宅の壁は、真壁であることが多いです。
真壁は、柱が室内に露出しているのが大きな特徴です。
ほとんどの家では隠れているような、構造体である柱が等間隔で露出しています。
昔ながらの住宅で見たことがあるという方も多いでしょう。
この真壁では、見える部分の柱は化粧柱というきれいに仕上げた柱を使用しています。
*真壁のメリットとは
大きなメリットとして、高級感のある印象を与えられることが挙げられます。
また、木に囲まれた温かさを演出できるので、リラックスしたい方にとってもメリットがあります。
*真壁のデメリットについて
大壁と比べて少し費用が高くなってしまう点がデメリットとして挙げられるでしょう。
□大壁とはどのようなものなの?
大壁とは、柱の外側に大きな壁を張る工法のことです。
真壁の場合は柱の間に壁を作っているのに対し、大壁は柱の側面に壁をくっ付けているという違いがあります。
では、大壁にはどのようなメリットとデメリットがあるのかを見ていきましょう。
*大壁のメリット
大きなメリットとして、施工しやすいため、コストを低く抑えられるということが挙げられます。
また、壁を厚くしやすいため、気密性を高めやすくなる点もメリットだと言えるでしょう。
*大壁のデメリット
真壁と比べると、部屋が狭くなってしまう点がデメリットとして挙げられます。
大壁は柱の外側に張り付けることになるため、スペースが取りづらく圧迫感を与えてしまうことになるかもしれません。
□まとめ
今回は「真壁と大壁の違い」についてご紹介しました。
住宅を広く使いたいのであれば、真壁がおすすめです。
真壁で壁を作れる職人さんがいる場合は、真壁にすると良いでしょう。
この記事を参考に、真壁で注文住宅を建ててみてくださいね。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽に当社にご連絡ください。