住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2020/01/23
新潟県で注文住宅を建てるならシックハウス症候群のことについて知っておこう!
投稿者:菅原 智弘
「注文住宅を建てたいけど、どのような点に気をつけたらいいのだろう?」
「子供が安全に暮らせるような住宅を建てたいな。」
このように、お子さんの健康について気を配っている方はいらっしゃいませんか?
せっかく建てた家でお子さんの健康が脅かされてしまうと辛いですよね。
そこで今回は「注文住宅におけるシックハウス症候群」について解説します。
□シックハウス症候群とはどのようなものなの?
シックハウス症候群とは、家に住んでいることで引き起こされてしまう健康被害のことです。
シックハウス症候群が引き起こされてしまう原因は大きく分けて2つあります。
1つは、家具や壁紙、カーテンなどに含まれている化学物質です。
実は、建材にも接着剤が使われていることがあるため、住宅の建材には注意しておきましょう。
もう1つは、ダニやカビ、ホコリなどのハウスダストです。
従来の日本の家では、畳や障子、襖(ふすま)、土壁などが使われていたため、換気や湿度の調整がうまくできていました。
しかし、最近は断熱性や気密性が高い家が多く、自然な換気があまりうまくできないことがあるため、ダニやカビなどが繁殖しやすくなってしまう可能性があります。
その結果、シックハウス症候群がおきてしまうことがあるので注意しましょう。
*シックハウス症候群になるとどのような症状が出るの?
シックハウス症候群になると、以下のような症状が出る場合があります。
・せきや鼻水がたくさん出る
・目がかゆくなる
・じんましんが出る
・吐き気やめまいがする
・頭痛がする
新築に移ったばかりの時にこのような症状が出てしまう場合は要注意だと言えるでしょう。
□シックハウス症候群はどのような対策をしたらいいの?
特に大切なのは、家の建材選びです。
建材には集成材と無垢材の2種類があるのでそれぞれの特徴を確認しておきましょう。
*つなぎ合わせて作る集成材
集成材は、板を接着剤で合わせて作られています。
そのため、集成材を建材に使ってしまうと、少しずつ空気中に接着剤の化学物質が放出されてしまいます。
集成材は無垢材より安く作れるので、その分コストはあまりかかりません。
しかし、ご家族の健康を考える場合は、集成材を使わないようにするのがおすすめです。
*木を丸々一本使って作る無垢材
無垢材は、天然の木を丸々一本使って作られます。
化学物質を使わないため、シックハウス症候群が引き起こされるリスクを減らせます。
小さなお子さんがいらっしゃる家庭には特におすすめだと言えるでしょう。
□まとめ
今回は「注文住宅におけるシックハウス症候群」について解説しました。
小さなお子さんがいる家庭や、健康に気を使いたいと考えている方は、建材を無垢材にしてシックハウス症候群が引き起こされないようにすると良いでしょう。
この記事を参考に、無垢材の住宅を建ててみてくださいね。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽に当社にご連絡ください。