住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2020/01/27
新潟県で木造住宅を建てる方向けに住宅の防音について解説します
投稿者:菅原 智弘
「木造住宅を建てたいけど、どの程度騒音対策しなければいけないのだろう?」
「騒音対策について詳しく知りたいな。」
このように、騒音対策にお困りの方はいらっしゃいませんか?
木造住宅を建てる際は、どのくらいの防音設備が必要なのか気になりますよね。
そこで今回は「木造住宅における防音」についてご紹介します。
□木造住宅ではどのくらいの音を出すと騒音になるの?
新しく住宅を建てる際は、その住宅のご近所さんに迷惑をかけたくないですよね。
防音設備が満足いかなかったために、生活音が響いてしまうとご近所さんに迷惑をかけてしまい、過ごしづらくなってしまう可能性があります。
では、実際にどのくらいの音を出すと騒音になってしまうかをみていきましょう。
*騒音の目安について
かなりうるさく聞こえてしまう音の大きさは、80〜120デシベルの範囲だと言われています。
ドラムの音だと120デシベル、車のクラクションは110デシベル、ピアノの音は80デシベルです。
もしピアノを弾きたいのであれば、専用の防音部屋にする必要があるでしょう。
また、うるさすぎるほどではないが、日中や夜間に他の家まで聞こえてしまう音は、テレビの音や水を流す音です。
テレビのある部屋には厚めのカーテンを使うのがおすすめです。
□どのような騒音対策をすればいいの?
では、しっかりと防音するためにはどのような対策を行うとよいのでしょうか?
実は、新築の時点でも対策ができます。
対策をするべき場所は大きく分けて2つあるので、それぞれ詳しくみていきましょう。
*床や壁、天井などの部分
これから家を建てる場合には、床や壁、天井などの部分の騒音対策にも気を配っておきましょう。
上下階の防音性能を高めると私生活がよりストレスフリーになりますし、壁の防音性能を高めておくと、ご近所さんへの迷惑を気にせず生活できます。
特に楽器を演奏したい方は、二重構造にして防音性能を高めておく必要があるでしょう。
*窓のサッシや位置など
実は、騒音は窓から漏れたり入ってきたりすることが多いです。
外壁の厚さは200ミリ程度ありますが、窓の厚さはたったの5ミリ程度しかありません。
そのため、窓の大きさや位置を調節したり、二重サッシにしたりすると良いでしょう。
□まとめ
今回は「木造住宅における防音」についてご紹介しました。
騒音の目安について知っておき、どのような生活をするかによって、防音性能を高めるように工夫すると良いでしょう。
この記事を参考に、住みやすい木造住宅を建ててみてくださいね。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽に当社にご連絡ください。