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2020/02/19

新潟県で住宅を建てる前に知っておきたい断熱材の種類とは?
投稿者:菅原 智弘

断熱材は家を建てる際に考えるべき重要項目です。
なぜなら断熱材がいいものであれば家の中の温度を適切に調節してくれるからです。
断熱材をしっかり選択しなかった場合、後悔することになりかねません。
そこで今回は断熱材の種類や特徴、選ぶ際に気をつけることについて解説します。
家を建てたい方は参考にしてください。

□断熱材の種類とその特徴について

大きく断熱材には3種類のものがあります。
1つ目は鉱物系のもの、2つ目は石油系のもの、3つ目は自然系のものです。
それでは1つずつ解説します。

*鉱物系

・グラスウール
名前の通りガラスを原料とした細かい繊維をウールのように集めて作られた断熱材です。
グラスウールは施工しやすく値段が安いため多くの建築現場で使用されています。
最大の特徴は費用があまりかからないことです。

・ロックウール
ロックウールとは玄武岩、鉄炉(てつろ)スラグなどに石灰などを混ぜ合わせ、高い温度で溶解し生成される繊維です。
主な特徴は防火性が高いため火事が起こって際に住まいを守るのに役に立ちます。

*石油系

・ビーズ法ポリスチレンフォーム
ポリスチレン樹脂に発泡剤と難燃剤を加えて、ビーズ状にしたものを、蒸気で発泡させます。
水や湿気に強く施工性にも優れています。

・押し出し法ポリスチレンフォーム
ポリスチレン樹脂、発泡剤、難燃剤を混合し、発泡させながら押し出してつくります。
断熱性能が高く、堅くて耐圧力があり、水に強く吸湿しにくいため、基礎的な断熱にもよく使用されます。

*自然系

・セルロースファイバー
天然繊維で出来た断熱材の1種です。
新聞紙をリサイクルして作る再生品であるため、環境にも悪影響を及ぼさないため、人と地球環境に優しいエコロジーかつ高性能な断熱材と言われています。

・ウール
原料は羊毛です。
自然系のなかでは比較的に安いです。

□断熱材を選ぶときのチェックポイントは?

・燃えにくいか
・燃えたときに有毒ガスを発生しないか
・湿気に強いか
・熱に強いか
・施行時に気密が取れるか


火事が起こらないという保証はありません。
万一のときに備えて燃えにくい断熱材を選ぶことを推奨します。
その他にもこの5つは重要ですのでチェックポイントとして活用してみてください。

□まとめ

ここまで断熱材の種類を3つに分けて説明しました。
それぞれに良さがあり、迷うこともあると思います。
そんな時はチェックポイントと比較しながら個人の状況に合わせて適切に選んでみてください。
当社では質問などの受け答えもしていますのでお気軽にご連絡ください。

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