住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2021/04/26
注文住宅に無垢材を用いる魅力を解説します!
投稿者:菅原 智弘
住宅建設には様々な素材が用いられますが、その中でも無垢材に魅力を感じている方は多いですよね。
今回は新しく建てる家に無垢材を用いる魅力について解説します。
是非参考にしてみてください。
□無垢材とは
皆さんは無垢材についてご存知でしょうか。
天然の木を乾燥させて、建材へと変化させたものが無垢材です。
住宅の様々な箇所で使用される無垢材ですが、主にフローリングや床に使用されることが多いです。
天然木ならではの「節」がありますが、そういった木材をあえて選ぶ方も最近は増えてきています。
種類は様々で、スギ、ヒノキなどの針葉樹を加工した無垢材から、ナラやケヤキなどの硬さを特徴として持つ広葉樹の無垢材などたくさんあります。
是非ご自身が気に入る素材を見つけてみてください。
無垢材の他にも自然素材として有名なのが、漆喰や珪藻土です。
塗り壁の仕上げなどに用いられるのが、漆喰や珪藻土などの内装材です。
どちらも耐火性に優れており、珪藻土は特に調湿性に優れています。
この漆喰や珪藻土は、塗り方次第でデザインが多様化するので、是非ご自身の気に入ったデザインにしてみてくださいね。
□無垢材の魅力とは
無垢材の魅力や無垢材を用いることによって得られるメリットはたくさんあります。
まず無垢材の魅力としてあげられるのが、無垢材しか出すことのできない「温かみ」「木の質感」です。
人工的に作られたものではなく天然素材なので、1枚1枚木目や色が微妙に異なっており、その自然な感じが部屋全体に落ち着いた雰囲気を演出してくれるでしょう。
無垢材は時間の経過によって色合いが段々と変化していきます。
種類によって変化の仕方が独特で、次第に色が濃くなって木目が際立ってくるものなどもあります。
とても味わい深い素材ではないでしょうか。
加工して間もない素材は、木の色がとても美しいですが、経年変化したその無垢材もまた違った良さを演出してくれるかもしれません。
木の種類によっても変化の仕方、色の具合など全てが異なるので、住宅の内装をオリジナルなデザインにしたい方、こだわりたい方には無垢材がかなりオススメです。
無垢材の魅力は上記のものだけでありません。
無垢材には調湿機能があります。
調湿とは、湿度を上げたり下げたりして、自動調節してくれることです。
普通であればエアコンや除湿器、加湿器などを用いて調湿を行うのが普通ですが、無垢材を用いればそういった調湿機能を自然の木の力でしてくれます。
木は湿度が高いときに水分を吸い取り、乾燥している時は水分を放出する自動調節機能をもっており、無垢材を用いるとこういった機能を大いに活用できるでしょう。
そして無垢材の最大の魅力が「身体にやさしい」ことです。
フローリングには大きく分けて2つの種類があり、無垢材を用いたフローリング、合板の複合フローリングがあります。
無垢材には使用されていませんが、複合フローリングには化学接着剤が使用されており、これらが時間と共に放散されて、室内に有害な化学物質が漂ってしまう可能性があります。
こういった環境を放置していると、人によっては頭痛や吐き気、目がチカチカするといったシックハウス症候群を発症してしまうかもしれません。
価格面などを考慮してこういった複合フローリングが使用されることが多いですが、是非ここは無垢材を使用して健康的に生活してみるのも良いのではないでしょうか。
化学接着剤などは一切使用していませんし、人の身体に優しい、自然由来の素材なので、健康面に心配することなく生活できるでしょう。
ちなみに、お子さんがいらっしゃるご家庭には無垢材は大人気です。
□無垢材を用いた住宅で後悔しないために気を付けること
無垢材を用いると材料費は普通よりも高くなります。
せっかくお金をかけてつくるので、後悔はしたくないですよね。
ここでは無垢材を用いても後悔しないためのポイントをいくつか紹介します。
まず無垢材のような自然・天然由来の素材は、化学物質を用いている素材に比べるとキズや汚れが付きやすいということを理解しておく必要があるでしょう。
そのため、キズや汚れがあってもある程度仕方のないものだと考えるようにしてください。
新築時の状態は綺麗ですが、時間と共に経年変化しますし、どんなものでもキズはつくでしょう。
そのためにも、素材選びはしっかり行いましょう。
その無垢材・素材は傷つきやすいのか、時間が経つとどのように変化していくのかなど、様々な情報を収集することがおすすめです。
不明な点、無垢材について何かわからないこと、質問したいことがあれば、当社大滝工務店もいつでもご相談をお受けしております。
予算とのバランスを考えて、家全体に無垢材を用いるのが難しい場合は、場所を限定して使用してみるのも1つの選択肢でしょう。
その際は、化学物質を含んだ素材がどういったアレルギー症状を引き起こす可能性があるのかを、建材ごとに調べてみるのも良いかもしれません。
□まとめ
今回は無垢材の魅力について解説しました。
是非参考にしてみてください。
当社は、自然素材を使用した住宅をお客様に提供しております。
新潟で注文住宅をご検討中の方は、お気軽に当社までお問い合わせください。