住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2021/05/03
注文住宅の費用について解説します!
投稿者:菅原 智弘
注文住宅を検討していると、さまざまなことで悩みますよね。
その1つが今回ご紹介する、注文住宅の「費用」です。
実際に購入するとなった場合、1番気になるという方も多いでしょう。
是非参考にしてみてください。
□注文住宅の費用の内訳
住宅を建てるためにそもそも、どのようなものにどれくらいの金額がかかっているのでしょうか。
詳しく確認していきましょう。
まずは土地の購入費用がかかります。
注文住宅を建てる際には、土地の購入費用が大部分を占めます。
すでに土地を持っていれば、この費用はかかりません。
しかし、土地の状態によっては新たに住宅を建てられない、あるいは建てるために土地改良費用が必要になる場合もあるので、注意が必要です。
続いて必要になるのが、建築費用です。
住宅・建物を建てるための費用で、これには基礎工事費・外装工事費・内装費・住宅機器設備工事費など全ての費用が含まれています。
この費用は住宅建築を依頼する先によって異なるので、しっかり検討して決めましょう。
具体的には、大手ハウスメーカー、中小建築会社、街の工務店によって費用が異なります。
さらに、人気の建築士などにお願いするとなった場合は、その分費用が上がるので、その点は押さえておくと安心ですね。
最後にかかるのは諸手続き費用です。
一戸建て住宅を購入する時に、その土地や建物の所有者をハッキリとさせる必要があります。
これを行うために必要なのが、登記です。
この登記ではいくつかの諸経費が必要になるのでよく確認してください。
具体的には、登録免許税、司法書士報酬、その他実費・交通費や登記事項証明書取得費用などの費用が必要になります。
□付帯工事費とは
実は建物本体の工事以外にも、いくつかの工事が必要になるのが住宅建築です。
例えば、解体工事、造成工事、基礎補強工事などは費用が追加で必要になるでしょう。
上記の建築費用以外でかかってくるものが、この付帯工事費と呼ばれるものです。
まずは解体工事関連費用です。
例えば、新築を建てる前にすでに建物が建っており、それを取り壊してからではないと新しい住宅を建てられない場合があります。
そのような場合は、建て替え費用が新たに発生するため、注意してください。
その解体から出た建材のゴミなどを処分する費用もこれに含まれます。
続いては造成工事費用です。
敷地に高低差がある場合は、盛土の側面が崩れるのを防ぐために壁を築かなくてはなりません。
そのための費用が造成工事費用です。
坂や斜面に住宅を建てる場合などはこういった費用が計上される場合があるので、押さえておいてください。
次は基礎補修工事関連費用です。
地盤が軟弱な場合や、地盤強化が必要と判断された場合は、そのための補強工事が必要になります。
そのためには追加で費用が必要になるので、注意しましょう。
インテリア関連などでは、前の家で使っていた家電や家具などを続けて使うことも可能ですが、新居用のサイズなどに変更する場合は、そのための費用が必要になるでしょう。
さらにエアコンなどの設置費用も付帯工事費に含まれるので、忘れないようにしましょう。
外構や庭を整備するためにも費用がかかります。
門柱・門扉、さらにガレージのカーポートなどはエクステリア工事関連費用に含まれるので付帯工事費になります。
□注文住宅の費用を抑えるコツとは
上記で様々な費用について確認してきましたが、実はそういった費用を抑えるちょっとしたコツが存在しています。
ここではそのコツやポイントについて解説するので、是非ご確認ください。
では具体的にどのように費用を抑えれば良いのでしょうか。
例えば、住宅のフォルム・外装デザインを四角い形にまとめると、1階と2階の広さが均一化されて、住宅構造の簡素化、コストダウンに繋がります。
さらに室内の壁、部屋数をできるだけ少なくすると、その分工事作業が減るので、費用が下がるでしょう。
キッチンやお風呂、トイレといった水回りに関連するところをまとめると、排水管・配水管に関する工事も簡単になるので、費用を抑えれます。
収納も各部屋に設けるのではなく、ウォークインクローゼットのように一箇所にまとめるとよいかもしれません。
その理由は工事の回数が減り、間取りも簡素化されるので、その分の工事費がかからなくて済むためです。
家具なども1から揃えると費用がかかってしまいがちです。
間取り計画の際に、備え付けの棚などをつくってしまえば、家具購入の費用を負担しなくても済むでしょう。
その点で言えば、ドアや壁なども全て同じもの使えばその分費用が安く済むかもしれません。
しかし、デザインや使いやすさにこだわるなら、あまりオススメしません。
インテリアに対して、どのくらいの希望があり、優先順位のどこに位置するかを考えておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の費用について解説しました。
本記事を参考にして、資金計画を立ててみてください。
新潟で注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。