住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2019/01/28
電気を溜める、ということ
投稿者:菅原 智弘
大滝工務店の動画 公開中!
こんにちは!
大滝工務店です。
前回の太陽光発電の記事と関連して
【蓄電池】をご紹介します。
名前のとおり、太陽光で発電した電気を
蓄えることができる装置です。
太陽光発電は、電気を溜められないのが
欠点であったのですが、この家庭用蓄電池の登場によって
利便性が増していったのです。
これが実際にモデルハウスで使われている蓄電池です。
大きさも割とコンパクトです。
太陽光システムとしては、この蓄電池がなくても
成立するものなのですが・・・
蓄電池は絶対あった方がいいですよ!
ということで、蓄電池のメリットについて
見ていきましょう。
◎蓄えた電気を使用できる
蓄電池はそういうものなので
当然と言えば当然なのですが(笑)
まず、蓄電池の電気は停電時にも使えます。
日本は地震大国ですので、
いつ大きな災害が起こるか分かりません。
災害時に停電になったとしても
蓄電池に溜めた電気を使用することができます。
これは大きいメリットですよ。
災害時は、やはり心細いものです。
電気一つ点いてるだけで元気づけられますね(^^♪
また、蓄電池の電気の使い道として
売電だけでなく、自家消費分に回すことも出来ます。
これの何がいいのかと言いますと
まず、電気の売電には『固定価格買取期間』
というものがあります(10年間)。
この期間の間は、売電価格を高額の値段で
電気を売ることができるのですが、この期間を過ぎてしまうと
売電価格がガクッと下がってしまいます。
簡単に言うと
売電価格が下がった電気を売るよりも
自家消費分に回してあげた方が
経済的なメリットが見込める、ということです。
この役割をしてくれるのが蓄電池なのです。
◎夜間電力を日中に回せる
日中もお家にいらっしゃる
専業主婦の家族におすすめのテクニックです。
蓄電池を導入したのと同時に
日中は高め、深夜は安めの料金プランに変更します。
そして、安い深夜電力を蓄電池に充電しておいて
日中は、その蓄電池の電気を使用するようにします。
つまり!
日中に高い料金払って電気を使用しなくても
安い深夜電力で補うことができるので
日中料金の負担を軽減することができるのです!
使い方を上手くすれば
完全に深夜電力で賄うことも可能になってきます。
蓄電池があると、このような裏技もできるんですよ~
太陽光発電も蓄電池もそうですが、
【電気】という目に見えない商品分野のために
取り入れる一歩が出ずらい所はありますよね。
話を聞けばお得なのは
お分かりいただけると思うのですが・・・。
同じ150万を出すのであれば
軽自動車を買い替えようって思っちゃいますもん。
お金払う → 車が手に入る という構図が
目に見えて分かるからです。
ただ、太陽光システムが高額商品なのは
それ相当の価値があるからです!
必ず生活の支えになります。必ず助けてくれます。
縁の下の力持ち的な感じですかね。
話が逸れましたが、蓄電池のメリットをまとめると
電気の新しい使い道を開拓できるところです。
賢く電気を使って
経済的なメリットを増やしていきたいものです。
ただ、蓄電池も安い物ではありません。
どうしても初期費用が髙くなってしまうのが
デメリットになるのですが、
長い目でみれば、確実に蓄電池を導入した方が
断然お得です!
太陽光システム導入の際は、
ぜひ蓄電池もご検討いただければ幸いです。
それでは!