住宅アドバイザー菅原の住宅ブログ
2022/01/19
バルコニーの広さはどのくらい?目安をご紹介します!
投稿者:菅原 智弘
「バルコニーの広さはどのくらいが良いのか」「広さの目安を知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃると思います。
バルコニーの広さで悩むことは多いですよね。
そこで今回はバルコニーの広さの目安についてご紹介します。
バルコニーをお考えの方は、ぜひお役立てください。
□バルコニーの広さの目安をご紹介!
バルコニーの広さの目安は、バルコニーの利用用途によって変わります。
そこでバルコニーの利用用途ごとのおすすめの広さを3つご紹介します。
1つ目は、布団や洗濯物を干す場合です。
この目的をお持ちの方は、布団を何枚干したいか考えることがおすすめです。
布団の幅は約1メートルであるため、基準を1メートルにして広さの目安を考えることがおすすめです。
奥行きは約1.35メートルあると、洗濯物を干すために最適な空間に仕上がります。
2つ目は、室外機を置く場合です。
室外機をエアコンの近くに置くことで、エアコンの電力効率を最適にできます。
そのため、2階にエアコンを設置する場合、バルコニーに室外機を置くことが多いです。
室外機を2台以上置く場合は、最低でも幅は2メートル必要です。
また、室外機を置くだけでなく、洗濯物を干したい方は幅は約4メートル必要です。
3つ目は、バルコニーを第2のリビングにする場合です。
たまに外の気分を味わいながら過ごしたい方も多いでしょう。
そのため、バルコニーを第2のリビングにする方が多いです。
バルコニーに椅子やテーブルを置く場合は、幅は約4メートル、奥行きは約2メートル確保すると良いでしょう。
□用途に合わせたバルコニーの広さの決め方をご紹介!
バルコニーの広さは奥行きが最低100センチメートル以上あることが大切です。
しかし、バルコニーの用途によって、必要な広さは変わります。
そこで用途に合わせたバルコニーの広さの決め方を3つご紹介します。
1つ目は、バルコニーで洗濯物をする場合の広さの決め方です。
バルコニーで洗濯物をするだけだからと奥行きを90センチメートルほどにする方が多いです。
しかし、バルコニーを快適に使うためには最低でも奥行きが100センチメートル必要です。
たった10センチメートルしか変わりませんが、その10センチメートルで生活の快適さが大きく変わります。
そのため、バルコニーで洗濯物をするだけだとしても、奥行きを100センチメートル以上確保することがおすすめです。
2つ目は、バルコニーでガーデニングをする場合の広さの決め方です。
バルコニーでガーデニングをする場合は、奥行きが100センチメートルでは窮屈な思いをしてしまいます。
人は座ったときの膝先からおしりまでの寸法が平均50センチメートルです。
ガーデニングをする場合は、50センチメートルに加えて肘を伸ばした状態の手の長さとガーデニング用品を置くスペースの長さが必要です。
そのため、自分の体格に合わせて奥行きを120センチメートル以上確保することがおすすめです。
3つ目は、バルコニーで食事を楽しむ場合の広さの決め方です。
バルコニーで食事を楽しみたい場合は、奥行きを130センチメートルは確保することがおすすめです。
4人がけのテーブルを置く場合は150センチメートル以上の奥行きが必要です。
そのため、バルコニーで食事を楽しみたい方は、バルコニーに設置する椅子やテーブルの大きさで広さを決めることがおすすめです。
□バルコニーを広くすることで生じるデメリットをご紹介!
バルコニーをとにかく広くすれば良いとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、バルコニーを広くすることで生じるデメリットがあります。
そこでバルコニーを広くすることで生じるデメリットを5つご紹介します。
1つ目は、部屋や収納が狭くなることです。
バルコニーを広くすると、部屋や収納が狭くなります。
その理由は、部屋や収納に使用できるスペースをバルコニーにするからです。
そのため、バルコニーを広くする際は部屋や収納を狭くしたり、広いバルコニーを諦めたりする必要があります。
もし無くしても問題がないスペースがある場合は、そのスペースをバルコニーに使用することがおすすめです。
2つ目は、初期費用やメンテナンス費用が増えることです。
バルコニーは、設置する際の初期費用やメンテナンス費用がかかります。
初期費用はもちろんかかりますが、バルコニーは風雨や紫外線にさらされているため、定期的にメンテナンスする必要があります。
メンテナンスの目安は5~10年に1度です。
また、バルコニーが広ければ広いほど、初期費用とメンテナンス費用は増えてしまいます。
そのため、必要な広さでバルコニーをつくることをおすすめします。
3つ目は、使わなかったときの後悔が大きくなることです。
バルコニーが広いと、使わなかったときの後悔が大きいです。
例えば、乾燥機付きの洗濯機を使用しているため干す必要がなかったり、バーベキューは庭でやることが多かったりするケースです。
このようにバルコニーを使用しないと、広いスペースが無駄になってしまいます。
そのため、バルコニーをつくる際は必要な広さでつくることをおすすめします。
4つ目は、間取りが難しくなる場合があることです。
バルコニーを設置するときは、さまざまなことを考慮する必要があります。
例えば、日当たり、他の部屋からの出入り口場所、下の階との位置関係、近所からの視線などです。
そのため、間取りを考える際に悩む場合が多いです。
5つ目は、コンセントや照明を増やさないといけない場合があることです。
バルコニーの使用用途にもよりますが、バルコニーをより便利に使用するためにコンセントや照明を増やす必要があります。
例えば、夜にバルコニーが暗いと不便です。
また、バーベキューをする際にコンセントが少ないと不便です。
そのため、コンセントや照明を増やす必要があります。
□バルコニーを付けて後悔しないためのポイントを紹介!
バルコニーを付けて後悔しないためのポイントは2つあります。
*建築面積に注意すること
バルコニーの奥行きが1メートル以内の場合は、建築面積に含まれません。
しかし、1メートルを超える場合は建築面積に含まれます。
そのため、バルコニーが建築面積に含まれる場合は、建物自体の面積を削る必要があります。
バルコニーをつくる場合は、バルコニーの面積が建築面積に含まれるか確認することをおすすめします。
*防犯対策を徹底すること
防犯対策を徹底するためにやることは2つあります。
1つ目は、手すりの目隠しを半透明や柵状にすることです。
目隠しを半透明や柵状にすることで、バルコニーが人目に付きやすくなります。
そうすると、泥棒が近づきにくくなるため、防犯性が高くなります。
2つ目は、防犯カメラやセンサーを設置することです。
その他にも、防犯ステッカーや二重施錠などを利用することで防犯性が高くなります。
*水道管を設置すること
バルコニーの掃除にお困りの方は多いです。
そのため、バルコニーに水道管を設置することがおすすめです。
水道管を設置することで、バルコニーの掃除に水を使用できます。
□まとめ
今回はバルコニーの広さの目安をご紹介しました。
バルコニーの広さの目安について理解していただけましたか。
バルコニーをお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
また、当社は安心して暮らしができる家を提供しております。
バルコニーの広さについて相談したい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。